寄付ボックス設置し学生服220着を回収

宅配クリーニング『せんたく便』を運営するヨシハラ

寄付ボックス設置し学生服220着を回収 学生服リユース化をサポート

一部クリーニングも実施 困窮家庭・SDGsに興味がある家庭へ

宅配クリーニングサービス『せんたく便』をグループ会社で運営する株式会社ヨシハラクリーニング(本社:滋賀県彦根市、代表:吉原 保)は、学生服リユースショップさくらや彦根店(滋賀県彦根市)が推進する「学生服リユースプロジェクト」に賛同し、2023年から当社のクリーニング店舗に学生服寄付ボックスを設置し、また、学生服の一部のクリーニングを実施し、リユース活動に貢献してきました。

今回、2023年に寄付していただいた学生服を査定した金額を、彦根市社会福祉協議会の子ども応援基金「はぴとも基金」に寄付する運びとなり、2024年1月31日に、寄付金の贈呈式が実施され、当社代表の吉原も登壇したことをお知らせいたします。

「はぴとも基金」への寄付贈呈式の様子

ヨシハラクリーニング イオンタウン彦根店にて

学生服を回収する寄付ボックス

 学生服リユースプロジェクトとは、不要になったけれどもまだ使える学生服を、家計が苦しいご家庭やその他SDGsの観点からリユースを希望されるご家庭に繋いでいくプロジェクトです。

 

当社は、宅配クリーニングや店舗型のクリーニング業を営み、お客様の大切な衣類をサステイナブルに使い続けることに貢献してきました。数年使用して不要になるものの、捨てるのはもったいない愛着ある学生服を、必要とするご家庭にバトンタッチするという本プロジェクトの趣旨が、当社の活動と一致したことから、2023年よりクリーニング店舗に学生服の回収をする寄付ボックスを設置し、一部の学生服に関してはクリーニングを実施することでリユース化をサポートしてきました。昨年回収した学生服は220着にのぼります。 

また、寄付により回収した学生服に関して、彦根市社会福祉協議会の子ども応援基金「はぴとも基金」に、学生服を買い取りした場合と同等の額を寄付することで、子育て世代の支援に還元していきます。昨日行われた基金への寄付贈呈式では、学生服リユースショップさくらや彦根店の中西氏、当社代表の吉原が参加し、福祉協議会から受領証をいただきました。

 

今後も、高品質なクリーニングサービスを展開することはもちろん、サステイナブルな循環型社会に向けた取り組みを継続的に実施して、お客様や社会の『安全・安心』を目指して尽力してまいります。

 

■宅配クリーニングお客様満足度4年連続No.1(※1)を受賞 安心して使える高品質の宅配クリーニングサービス「せんたく便」とは(https://www.sentakubin.co.jp/

 

当社が運営する、お客様満足度4年連続No.1(※1)を受賞した宅配クリーニング『せんたく便』は、安心して使える高品質の宅配クリーニングサービスです。ご自宅にてクリーニングしたい衣類を宅配業者に預けご自宅にて受けとれる利便性はもちろん、『せんたく便』の最大の特徴はわかりやすい価格設定です。各パックの料金のみで、コートやダウン、スーツもクリーニングしてお届けする安心の料金設定で、送料や手数料、しみ抜きや再仕上げも無料です。

また、冬物ならば、2月からお預りを開始して、9月から12月末までにご希望に応じた返却をする「保管パックサービス」は、住宅事情などから衣類の保管場所に困るお客様から好評いただいております(夏物については、9月からお預りを開始して最大5月末迄最大9ヶ月間保管)。

『せんたく便』は2024年でサービス開始から15周年を迎え、累計ユーザー数30万人、累計クリーニング枚数1,100万枚を突破しています(2024年1月時点)

※1調査方法:インターネット調査

調査期間:2021年7月1日〜5日

調査概要:宅配クリーニング会社10社を対象にしたサイト比較イメージ調査

調査対象:全国の20代〜50代の会社員と主婦1015名 アンケートモニター元:ゼネラルリサーチ

 

【会社概要】

社名:株式会社ヨシハラクリーニング

本社所在地:〒522-0026 滋賀県彦根市大堀町380-1

代表取締役:吉原 保

事業内容: クリーニング業

設立: 昭和56年5月26日

HP:https://www.yoshihara-cl.co.jp/

 

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【参考資料 当社のSDGs取り組みについて】

 

■⽯油系溶剤の約80%を乾燥機で回収し、洗剤として再利⽤ 1000万円超のコストカット

当社は「安心して使える高品質のクリーニングサービス」の提供をミッションとしています。

クリーニングはお客様の大切な衣類をサステイナブルに使用し続けることをサポートすることができます。しかし、クリーニングの過程が環境に過大な負荷を与えてしまっては身もふたもありません。そこで、現代表の吉原が代表に就任した2008年、全ての乾燥機を溶剤が回収できる乾燥機へと切り替えました。

⽔以外の溶剤で洗うことを総称するドライクリーニングは、⽔で洗うと型崩れや縮み、⾊落ちが発⽣するものに適しています。当社のドライクリーニングは、最もポピュラーな⽯油系溶剤のゾールを使⽤し、洗浄装置と乾燥機を使って洗濯します。⾐類を熱⾵で乾燥しながら溶剤を揮発させて、⽣成したガスを冷却装置により冷却・液化することで、石油系溶剤を回収。回収した溶剤は洗剤として再利⽤しているのです。

溶剤の約 80%を回収・再利⽤することで、環境負荷を軽減しながら、溶剤購⼊費の年間 1,000〜1,200万円と⼤幅な削減も達成しています。

 

■VOC70%減・蒸気エネルギーの⼤幅削減も達成 工場内の臭気減で働く環境の整備も

また、溶剤回収が非対応の乾燥機と比べて、当社が導入したドライクリーニングで使用する石油系溶剤が回収・再利用できる乾燥機溶剤は、溶剤を揮発させるための熱風が低温で、なおかつ乾燥時間が短時間で済むため、蒸気エネルギー排出が半分以下と大幅削減につながっています。

 

その後、2020 年には、ハンガーにかけたまま⾐服を乾燥しながら、溶剤を回収できるハンガー式の溶剤回収乾燥機も業界に先駆けて導⼊しました。タンブラー式が使えない⾐類、例えば、飾り付きやプリント加⼯、ウレタン素材などのデリケートな⾐類や加熱が適さない素材でも、以前は⾃然乾燥していたものが密閉された装置の中で乾燥できるようになったことで、⾃然乾燥を⾏っていた室内での臭気が減り、作業環境の改善に繋がりました。

その他、これら環境負荷減施策を継続するための取り組みとして、溶剤回収乾燥機は同じ溶剤を浄化しながら何度も使⽤するため、溶剤をきれいな状態に保つよう、⽉に1回は乾燥機の清掃を⾏っています。

 

■ハンガーの100%再利用や環境に配慮した洗剤の導入など 取り組みは続く

ハンガーは、プラスチック使⽤量を極⼒減らした薄型を採⽤しており、年間約 80 万本を使⽤するハンガー(1本あたり 9.8g)の 100%再利⽤により、7,840 ㎏の CO2 削減を⽬指し、店頭でのポイント割引サービスなども行っています。

 

その他、直近では、2023 年より、環境に配慮した洗剤の導⼊を開始しました。この洗剤は、⽯油成分を含まないにもかかわらず、⽔洗いでは落とすのが難しい油分も除去でき、さらに柔軟剤なしでも柔らかく仕上げられるため、⽔の使⽤量が減らす効果も期待できます。